報告:ケンちゃん

  「政治社会と憲法ー私たちはどんな時代に生きているか」

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一番興味があった「成蹊時代、あべこべ・しんぞうはどんな学生であったか?」は、
『政治学は必修だったのでいたはずだが、全く記憶にない』と加藤先生。

『今日は久し振りに大学の講義を聴いてください』という言葉通り、
「立憲主義の歴史と理念と問題状況、デモクラシーの歴史と理念と問題状況」の話がありました。
以下、今後の展望と取り組みについて報告します。

1.民主主義の不備と、その解決策
民主主義は、少数者が多数者を支配するという永遠の逆説を内に含んだ概念である。
それを乗り越えるためには人の運動としてのデモクラシーを永久に続けていくしかない。

2.選挙で相対的に賛同できる政策を掲げる政党、候補への投票

国民が野党を育てるという感覚がないとだめ。

3.司法への監視。マスコミの監視
(知識人の転向は、新聞記者、ジャーナリストの転向から始まる。)

4.自らの意思で声を上げ続けることが課題
運動としてのデモクラシーの最大の課題は国民が自らの意志を国政に反映させるために声をあげ続けること

5.言うべき時に言い、行動することが普通のことに
「デモクラシーはデモ暮らし」では無理がある。
60年安保、新左翼運動の後に挫折感が蔓延した。
「非政治的領域」(学問や芸術やスポーツといった文化・基本的人権としての緒自由・生命・日常生活等)が侵された時は、政治的発言をし、政治的行動に出ることを普通のことと考える感覚が大事。

6.今回の運動の成果
今回の安保関連法案に反対する運動は、政党にも組合のような組織にも属さない自由で自立した緒個人が、日常生活を維持したまま自発的に政治的な声を上げて連帯を作り出した。
SEALDsの定例的な金曜日デモに象徴されるように、運動が日常化、当たり前化して、運動の側に悲壮感も挫折感もなく、持続可能性を含んでいる。

平日の午前中にもかかわらず120人を越える参加者がありました。
レッドアクション主催で、おじさんの参加は5人でした。(肩身の狭いこと!)