TBSの金平キャスターが「報道特集」で高江の現状と問題を報告しています。
2016-08-07_17h53_42
絶滅危惧種が多く生息するやんばるの森の上を、爆音を響かせてオスプレイが飛んでいます。
ハワイでは爆音が生物に悪影響を与えると飛行中止になったのに、沖縄では禁止されない。
住民は騒音により生活を踏みにじられていて、多くの人たちが反対しているのに機動隊が住民を監視し暴力的に排除しています。
国は沖縄の振興予算を減らすと、まるでいじめ。
本土に住む人間がこのいじめの構図に対して、無関心でいることが問われている。
沖縄・高江で起きていること (2016/8/6 放送)
沖縄県北部にある東村高江で住民の抗議活動が続いている。
米軍北部訓練場の一部返還に伴い、ヘリパッドが新たに建設されようとしているためだ。
問題の背景に迫る。
※クリックで動画が始まります。


千葉佐倉市の市議の大野ひろみさんが誰か沖縄県民に暴力をふるうように命令したのか、県議の情報請求により明らかにしました。
★誰が、高江の住民をボコボコにしろ、と命令したのか? 
大野ひろみのクラクラさくら
沖縄県公安委員会から、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡
の公安委員会に「援助の要求」という名前で出されている。

しかし、派遣期間も派遣人数も真っ黒クロスケ!
「なんでやねん?」と担当警察官に聞くと、

県警 「現地での警察対応能力、体制が敵対者に分かると困る」
 「敵対者って、現地の非暴力の住民の方々のことか?」
県警 「・・・ま、そういうことになります」
 「どういう経路で、派遣要請が来たのか?」
県警 「7月12日、沖縄公安委員会から千葉県公安委員会に要請があり、
   翌13日の公安委員会で了承された」

ここで、疑問はマッドマックス。

これって、知事をすっ飛ばして、沖縄も千葉も動いているよね。
県知事と公安委員会の関係って、どうよ!?

翁長知事が、沖縄公安委員会に、「高江に入って住民を排除しろ」
などと言うわけないし・・・

 「翁長知事が命令したわけないですよね?」
県警 「そう、だ、と・・・思います」
 「では、もし、同じことが千葉県で起きたら・・・
   森田知事の意に反して、千葉県の住民を排除しろという命令が
   出たら、皆さんはそうするのか?」
県警 「さあ、それは・・・」

ま、森田知事と県警の見解が違うことなど、1ミリもないと思うけど。

最大の疑問は、知事と公安委員会の関係だ。

警察法では
都道府県知事の所管の下に、都道府県公安委員会を置く
となっている。
さらに、
知事が県議会の同意を得て5人の公安委員を任命する

知事は、公安委員会に対して
非常に大きな権限を持っているではないか!

と、早まってはいけない。

どうも、知事が権限を持っているのは人事権だけのようで、
「○○をしろ!」と、直接命令や指揮をすることはできない、
らしいのだ。

ここんところを、県警の担当者に聞いてみたが、
よく分からないとのこと。
後日、回答をもらうことになったが、
こんな肝心のことを、誰も即答できないとは・・・

ところが、このあと、県警から思わぬ事実が引き出せた。
今回、千葉県の機動隊の沖縄県派遣に、
2800万円国費が出ている
ことが分かった!

県レベルの要請のようで、実はやっぱり、国なんだ!
金の出どころ、これすなわち、命令の出どころ。

しかし、こうなると、法律も何もあったもんじゃない。
どういう法律のもと、どういう命令系統で、沖縄派遣が行われたのか?
そんな手順も何もかも、すべて無視して安倍政権は沖縄を
たたきつぶそうとしている。

誰が、沖縄県警に、
高江の住民をボコボコにしろ
と命令したのか?

この疑問への回答は、明らかになった。
やっぱり、あの人ね。