昨日は愉快な1日でした

二人で昆布の小袋詰めの作業をした17歳の美少女JKは、
一見ナイーブなその顔に反して、はつらつとした娘さんで、
知恵と技術とスピードを要する作業はみんな彼女が引き受けてくれました

政治的な知識はまだ少ないけれど、その人格の容量は雄大で、
例えばアベシン首相の器量が私のテントなら彼女の器量は東京ドーム、
てな感じ 「私は戦争には反対です。
あべさんはキライです」 というのが、当面の彼女の政治的信条なんですが、
今はそれだけで十分 土台はそれで十分です
これから、頭と足でたくさんのことを学んでいってくださいますように

2日分の食料をローソンで買って、夕闇迫るベイサイドアリーナに帰ってきたら、
変則自転車に「日本一周」のプラカードを立てた青年にあいました

「頑張ってますねー」 と声かけたら、 「ここに野宿する所はありませんか?」 と言う返事
暫く語り合ってわかったのは、この青年は私と同郷鹿児島の人で、
鹿児島県の出水市を出発し北海道に行き、101日目の今日、南三陸町にたどり着いたとのこと
47都道府県全てを訪れるとのことでした この町で1日だけのボランティア活動を勧めたら、
彼は大いに関心を示しましたが、この旅はスケジュールが切迫しているらしく、
残念そうに断念しました

ボランティアセンターにあてがわれたテント村の臨時村長を勤めている私は、
2年ぶりかな、久しぶりの村民を喜びました

今朝起きてみて知ったのですが、青年のテントと私のテントが同じ物でした
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テントの前に、イージー・ライダーでピーター・フォンダとデニス・ホッパーが乗っていた
バイクに似た自転車を置いたテントが彼のテントで、
てっぺんにカラスの朝食を乗っけたテントが、私のテントです お二人さん、
縁があったらまた会いたいネ