10月19日に小学校などににゲノム編集トマトを無償配布しないでという全国交流会が開かれました。


 サナテックシード株式会社/パイオニアエコサイエンス株式会社は2022年度から全国の福祉施設へ、2023年度から全国の小学校にゲノム編集されたトマト(シシリアンルージュハイギャバ)の苗を無償配布する計画を打ち出しています。

 安全性が確認されていないゲノム編集トマトの苗を福祉施設や小学校に配ってしまえば、福祉施設利用者や小学生たちはゲノム編集トマトの栽培を押しつけられてしまう可能性が高くなります。これは大きな問題であるとして、これまで全国各地の市民団体によって地方自治体にこの苗を受け取らないように求める要請行動が組まれてきました。そして、9月6日現在、全国で122の自治体の首長および教育長、福祉担当部署がこの苗の配布を認めない姿勢を明確にしています。

天笠啓祐さんの報告で、「アメリカで、ゲノム編集・高オレイン酸大豆を開発したカリクスト社はすでに、経営破綻し、今、世界で市場流通している植物・作物は、日本のゲノム編集トマトだけ」だそうです。
遺伝子操作企業は売り損ねたゲノム編集トマトを日本に押しつけようとしています。
子どもたちに食べさせないよう、各地で市民が頑張っています。

2022.10.31 新聞「農民」に記事が出ています。
genom
 
ゲノム編集トマト苗配布問題に関する全国交流会