【日本の医療、これでいいのか?~コロナ禍でわかったこと~」
7月18日(日) 午後2時~4時15分(zoom開催)
お話:本田宏さん
37名の方がZoomで参加してくださいました。

動画は本田さんのお話と質問に対する回答で1時間15分ほどです。
1時間5分の講演内容をダイジェストでお届けします。

日本では政策として1980年代から保健所と感染症病床が削減されてきました。

そして、コロナでは東アジアで死者数が最多。

ワクチン接種も遅れています。

お医者さんと看護師さんは足りていないのです。

埼玉は特に。

OECDと比較して見ても

日本の感染症への対応は心許ない状況です。

集中治療専門医も。

それなのに、医学部定員は今後減らされてゆきます。

先日のNHKスペシャルでは医師の絶対数が足りてないことには触れられませんでした。
この事実は知らされていないのです。

憲法25条
「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権は守られているでしょうか。
「国は、すべての生活部面について、社会福祉、釈迦補償及び公衆衛生の向上および増進に努めなければならない」という社会的使命は果たされているのでしょうか。
日本の社会保障は脆弱。

赤字だからと消防署がなくなったり、警察がなくなったりしてよいのでしょうか。
医療が赤字だからと病院や医師数を削減してよいのでしょうか。
それを言い出したのが厚生省という衝撃。

医療費は年々抑制されています。

診療報酬は低く抑えられて

病院経営は診療報酬が低く抑えられていることによって厳しいものとなっています。

他国に比して公立病院がすくなくなった日本。

「自助、自助」と叫ぶ政府を受け入れてしまっている日本人。

疑ってみる、真実は何かを考えることの大事さ。

日本ではマスメディアを信じる人が大多数。

報道の自由度と投票率のグラフの形が同じ!
本当の事を知らされたら、政治が自分事となり選挙に行く人が増えるのです。

日本は教育を受けるのも大きな負担。

おかしいことにおかしいと声をあげるのは当然の権利。
それによって私たちや私たちの子孫たちも幸せにゆける生きてゆけるようになるのです。

コロナによって国の財政は厳しいものになっています。
きっと医療、年金、介護、教育などが削られてゆくでしょう。
でも諦めないで声をあげてゆきましょう。

本田先生の最新刊ではお医者さんが、看護師さんが、どれほどぎりぎりで頑張っているかという生々しい報告が載せられています。忙しすぎて目の前の患者を救うために、その状況を変える時間も余力もなく、使命感で頑張り続ける医療現場。
でも本当にそんな状況でよい治療が受けられるのでしょうか。
医師が足りない。
その現実をつたえるために、本田先生は講演を続けていらっしゃいます。
37名の方がZoomで参加してくださいました。

動画は本田さんのお話と質問に対する回答で1時間15分ほどです。
1時間5分の講演内容をダイジェストでお届けします。

日本では政策として1980年代から保健所と感染症病床が削減されてきました。

そして、コロナでは東アジアで死者数が最多。

ワクチン接種も遅れています。

お医者さんと看護師さんは足りていないのです。

埼玉は特に。

OECDと比較して見ても

日本の感染症への対応は心許ない状況です。

集中治療専門医も。

それなのに、医学部定員は今後減らされてゆきます。

先日のNHKスペシャルでは医師の絶対数が足りてないことには触れられませんでした。
この事実は知らされていないのです。

憲法25条
「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権は守られているでしょうか。
「国は、すべての生活部面について、社会福祉、釈迦補償及び公衆衛生の向上および増進に努めなければならない」という社会的使命は果たされているのでしょうか。
日本の社会保障は脆弱。

赤字だからと消防署がなくなったり、警察がなくなったりしてよいのでしょうか。
医療が赤字だからと病院や医師数を削減してよいのでしょうか。
それを言い出したのが厚生省という衝撃。

医療費は年々抑制されています。

診療報酬は低く抑えられて

病院経営は診療報酬が低く抑えられていることによって厳しいものとなっています。

他国に比して公立病院がすくなくなった日本。

「自助、自助」と叫ぶ政府を受け入れてしまっている日本人。

疑ってみる、真実は何かを考えることの大事さ。

日本ではマスメディアを信じる人が大多数。

報道の自由度と投票率のグラフの形が同じ!
本当の事を知らされたら、政治が自分事となり選挙に行く人が増えるのです。

日本は教育を受けるのも大きな負担。

おかしいことにおかしいと声をあげるのは当然の権利。
それによって私たちや私たちの子孫たちも幸せにゆける生きてゆけるようになるのです。

コロナによって国の財政は厳しいものになっています。
きっと医療、年金、介護、教育などが削られてゆくでしょう。
でも諦めないで声をあげてゆきましょう。

本田先生の最新刊ではお医者さんが、看護師さんが、どれほどぎりぎりで頑張っているかという生々しい報告が載せられています。忙しすぎて目の前の患者を救うために、その状況を変える時間も余力もなく、使命感で頑張り続ける医療現場。
でも本当にそんな状況でよい治療が受けられるのでしょうか。
医師が足りない。
その現実をつたえるために、本田先生は講演を続けていらっしゃいます。
コメント
コメント一覧 (8)
本田宏さん、ありがとうございました。
本田さんが用意された資料は、広めてくださって結構とのこと、有り難いです。
お話はわかりやすく、
こういう発信を、諦めずに続けておられることに励まされる思いです。
時折混じるダジャレも、画面越しに楽しみました。
ブレイクアウトルームでの話も弾んだようで何よりです。
メディアが伝えないところの真実に目を向けていくことの大切さを改めて感じました。
「聴いて、しゃべって、考えて、元気ももらえるリレーカフェ!」をこれからもよろしくお願いします。
今回は外科医引退後、多くの市民活動に参加して痛感した、日本の「考えさせない・議論させない」教育についても触れました。
今後も日本を諦めずに、明らめながら活動を続けたいと思います。
皆様、よろしくお願い申し上げます。
ただお互いいがみ合っていても議論は深まりませんし、理解し合う接点もなくなります。これは全体にとって不幸なことです。
敵は分断させようと巧妙に仕掛けてきますが、それに乗らないことも知恵の一つではないかと思います。
相手を全否定せず、共感できることを探すところから始める、また本田さんの「ひとひねりを加えて」
訴えることが大事かと思いました。
今回の医療の問題も、教育の問題も、農水業(食料)も、エネルギーも本来、すべての国民が公平に
アクセス出来なければならない公共の分野です。国家が最優先で整えなければならない分野です。
ところがその国家が(政権)が世界的なグローバル巨大資本に、公共の分野への参入を許した、あるいは
売り飛ばした結果、すべての公共が危うくなっています。
これは国家の犯罪に近い行為だと強く思います。
これを解消するにはやっぱり政治(政権)を変えなければいけないということだと思います。
その為に、報道されることだけを鵜呑みにするのではなく、事実を知り、その事実を周りに伝え、
共感できる人を増やしていく地道な市民活動が求められているのだと思います。
コロナ禍の不幸な状況ですが、コロナがあったからこそ,ZOOMという新しい道具を手に入れることが出来ました。今まで市民活動への参加を躊躇していた人が、ZOOMを通して新たに参加された方が数多くおられます。市民活動のすそ野を広げる契機になるかも判りませんね。
さいたまリレ-カフエさん頑張りましょう。
さすが外科医。
きっと救える命は救わないではいられない使命感で、日本の医療体制についても取り組んでいらっしゃるのだと思いました。
私利私欲とは対極にある本当にありがたい存在です。
お身体に気をつけてこれからも頑張ってください。
突然のメールで失礼致します。
宮城県仙台市にある仙台青陵中等教育学校の堤と申します。
本校5年生(高校2年)の生徒が、本田先生の本も参考にさせていただきながら、日本の医療崩壊の原因について研究論文を書いているところです。
そこで、生徒が本田先生にぜひインタビューをしたいとのことで、ご連絡をさせていただきました。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご協力いただけないでしょうか。
ご検討いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
若い方がこの問題に取り組んでくださっているとのこと。
本田先生も喜ばれることと思います。
「お問合せ」からメールアドレスを入れてお送りいただければ、本田先生に取り次ぎます。
スマホの画面で「お問合せ」が出てこなければメニューから『デスクトップサイト』などでパソコン画面にすると下の方に出てきます。
よろしくお願いします。
早速返信いただき、ありがとうございました。
こちらのメールアドレスを見つけて送信したところですが、おかげ様で連絡がとれました。
本当にありがとうございました。