コトショク(子どもたちの食の安全を考える会 埼玉)くじらさんより
農林水産研究所という農水省の研究所主催の藤原辰史客員研究員のWeb講演会「コロナ新時代の食と農の思想」です。
農林水産政策研究所:組織の概要
https://www.maff.go.jp/primaff/about/gaiyo.html
農林水産研究所という農水省の研究所主催の藤原辰史客員研究員のWeb講演会「コロナ新時代の食と農の思想」です。
これまでの藤原さんの研究の流れと、これからの社会のありようについて語っています。
結論は、経済効率を第一とする新自由主義に覆われた社会から、小農経営に根差した地域分散型の経済に転換していこう、自治体レベルでそれをめざし、ゆくゆくはそういう自治体連合が日本を覆っていくようにしよう、というようなことだったと思います。
お話は微生物の働きから安藤昌益、そして岸本聡子さんに至るまで(外国も含めて)、食・農業・生態系・環境・社会にかかわる歴史と思想に触れながらのもので、とてもわかりやすくて興味深いものでした。
少しですがグルノーブル市の100%有機給食の話も出てきました。
農林水産政策研究所:組織の概要
https://www.maff.go.jp/primaff/about/gaiyo.html
農林水産政策研究所は、2001年4月、農林水産関係で唯一の国の政策研究機関として、農業総合研究所を改組し設立されました。
我が国の食料、農業、農村をめぐる状況が大きく変化する中で、将来の日本の農林水産業と農山漁村の発展のため、農林水産省では「食料・農業・農村基本法」に基づき、新しい時代に対応した農林水産政策の推進に取り組んでいるところです。
コメント
コメント一覧 (1)
藤原辰史さんの名前を知ったのはコロナ感染が広がって、浦和あたりでも店が閉まったときに書店に人が妙に集まったころです。「B面の岩波新書」に掲載された藤原さんの「パンデミックを生きる指針」16ページを抜き刷りしたものを無料配布していました。これがなかなかの内容。「(五輪などの)どのイベントもその基本的な精神に立ち戻り、シンプルな運営にもどること。とくに日本のような災害多発列島はいつキャンセルしても対応可能な運営が望まれる」とありました。あれから一年たちました。