報告:びえほさん
寅さんは事情があってお休みでした。
優秀なカメラマンがいなかったので今回は写真が少ないです。
今日の人出は多かったですね。すっかり元に戻りました。
とりわけ若い人たちの集団が目立ちました。
とりわけ若い人たちの集団が目立ちました。
本日の成果はチラシ14部でした。
そのうち13部は rera さん、びえほはわずか1部でした。
受け取ってくれたのは60代の女性。若い人たちからは完全に無視されました。
そのうち13部は rera さん、びえほはわずか1部でした。
受け取ってくれたのは60代の女性。若い人たちからは完全に無視されました。
とはいえ、それなりの成果もありました。
開始後しばらくして、rera さんが、「この子、政治に関心があるんだって」と言いながらひょろりとした青年を連れてきました。
歳を聞いたら今度の4月から高校3年生になるとのことでした。
「じゃあ、あと1年で受験だね。将来どんな方面に進みたいの」と聞いたら
「警察官です」
「どんな問題に関心があるの」と聞いたところ、米中関係や日中関係、日露関係(北方領土など)などを挙げました。一言でいえば日本の安全保障ということになるでしょう。
実際のところ、話しているうちにはっきりしてきたのは、彼の思考の基本的な枠組みが「中国、ロシアとの対抗関係の中で日本がいかに領土・独立・主権・平和を守るのか」という問題意識で貫かれているということでした。
以下、思い出せる限りで彼の議論を紹介しておきます。
・攻めてこられたら対抗しなければならない。今の時代、一国だけでは自分の国は守れないから集団的自衛権は必要だ。
・今の自公政権はよくやっている。国民のことを思って政治をやっている。
・それに対して野党はどうでもいい小さなことをとりあげて騒いでいるだけだ。国会でやっている議論などはくだらない、どうでもいいことだ。
防衛のための戦力開発に学者も動員していかなければならない。学術会議の任命拒否が悪いとはおもわない。
総じて、森友・加計・桜や文書改ざんなど為政者の不正に対しては非常に寛容でした。為政者の嘘や不正を「たいしたことではない」と見逃す傾向は彼に限らず、日本社会の中にかなり広がっているのではないでしょうか。
話の内容を別にすれば彼はきわめて礼儀正しく穏やかで優しい若者でした。
今振り返ると、映画監督の想田和弘さんのいう「熱狂なきファシズム」という表現がぴったりという気がします。
今振り返ると、映画監督の想田和弘さんのいう「熱狂なきファシズム」という表現がぴったりという気がします。
コメント
コメント一覧 (2)
こういう若者への対応は、私は苦手です
同じアベスガ学園の優等生でも、
例えば、
ホンコン氏とかつるの氏とかいう類いのオヤジ相手なら、私も、何種類かのお接待法は持っているのだけど
このような若者に対しては、
『ソレは決して瑣末なくだらない問題ではないのだ、民主主義を守るための大事なお仕事なのだ』
『民主主義は、誰かの気まぐれな思い付きなどではなく、人類の叡智と歴史がつくりあげた、とりあえず、一番ありがたいものなのだ』
と、語ろうか
そうなのね、そっちの考えだったのね。それなら尚更ビエホ教授の講義の時間は有意義時間だったわね。少しでも彼の中に?が芽生えたらいいなぁ。私は甘いかな。