第6回 沖縄の闘いに連帯するつどい
日 時:2020年10月11日(日) 13時30分~16時30分
場 所:埼玉会館小ホール(JR 浦和駅西口下車7分)(定員246名)
参加費:一般800円 その他500円
参加費:一般800円 その他500円
講演:①伊藤千尋氏 国際ジャーナリスト 「世界から見た沖縄の闘い」
②金井 創氏 日本キリスト教団佐敷教会牧師 辺野古抗議船船長
「辺野古は今」(オンライイン)
「辺野古は今」(オンライイン)
主催:沖縄の闘いに連帯する関東の会 https://www.okiren.net/
後援:核戦争を防止する埼玉県医師・歯科医師の会、基地のない平和な沖縄をめざす会
コロナ対応のため、会場とオンライン双方で行います。
会場定員は、まだ余裕がありますが、できれば事前申し込みをお願いします。
<連絡先>
FAX:048-294-1601
TEL:048-296-5408 埼玉民医連事務局(保土田)
コメント
コメント一覧 (7)
一部は伊藤千尋さんの生講演。2部は沖縄から牧師の金井創さんによるWeb講演がありました。
一部は、ケンちゃんの司会で始まります。
伊藤千尋さん講演、テーマは「世界から見た沖縄の闘い~プーラ・ビータからナンクルナイサー」
この集会は6回を数えるが、今回表題に連帯という文言が入った、今までは 沖縄「支援」だったようです。
この連帯こそ重要で、連帯が時の政権を倒します。
ベルリンの壁の崩壊は、ライプチヒの教会前で、「考えなければならない、前に進まなければならない」
と書いたプラカードを掲げた5人の若者がきっかけに、翌年7万人のデモになり、ベルリンの50万人デモ
につながった。事の起こりは、自立した、自ら考え行動を起こした5人の個が始まりになってる。
グレタさんは若いミソラで個で大きなムーブメント起こした。
沖縄でも県民投票を実現させた本山仁士郎さんがいる。彼も一人でハンストを決行した。
政党、大きな組織が本当の連帯を生むわけではない。連帯の基は「自立した考える個人」の存在。
つづく
コスタリカは1948年に内戦が勃発、国民が4000人死亡した。その反省から、
1949年にコスタリカ憲法を制定(日本国憲法9条を参考にする)軍隊を廃止してしまった。
そして、軍事費を廃止しそっくり教育に回し、兵士の数だけ教師を作ろうと決める。
幼稚園から高校まで教育費無料。大学生の70%は返済なしの奨学金。大学の授業料は年3万円ていど。
教育の公的支出のGDP比(OECD調べ)
1位 ノルウエー 2位 コスタリカ アメリカ16位、韓国28位 日本は堂々の37位。
コスタリカの公教育の目的。
①誰もが一人の人間として意識でき、何よりも本人が幸せであること。
②他人の権利を認めることが平和につながる。
③自分と同じく他人の人生を人間として尊重することから民主主義が生まれる。
そして民主主義の5つの要素として 参加、多様性、寛容性、対話、連帯とし小学校から教えている。
最近の動きとして、2017年7月に国連核兵器禁止条約を賛成122で採択。
この条約は提案国、議長国はコスタリカ。唯一の被爆国日本はこの会議に参加すらしない。
コスタリカは中米の小国ではあるが、極東の小さな経済大国に比べ国民は余程幸せそうに見える。
最後に闘いには「楽天性」が「連帯」とともに重要な要素となる。
深刻な環境でも、明るく楽しく続けることが大事。
プーラ・ビータ コスタリカの挨拶言葉(純粋な人生という意味)
つづく
金井さんは日本キリスト教佐敷教会牧師であり、辺野古抗議船船長でもある。
ドローンで空撮した映像で、現状の辺野古の埋め立て状況を映像で紹介。
2018年8月には埋め立て地の外周となる護岸が閉め切られ、海水が循環しないため
すでに海水の色が変色している。さらに、自然環境の破壊が進み、
真っ白な平島のビーチが消滅、アジサシの激減、サンゴへの打撃、ジュゴン行方不明
など自然環境の破壊は急速に進み、埋め立てで命も奪われている。
また、海上保安庁の抗議船に対する対処が大変暴力的になってきている。
当初は、中立な態度で、警察対抵抗船の衝突があっても危険がない限り傍観していたが
最近は暴力的に排除してくるようになっているとのこと。
また、土砂の搬入も、陸側から搬入していたが、入り口での反対派の妨害もあり、
2019年6月から海に突き出した護岸に船で土砂を運びこんでいる。
安和、塩川地区で土砂を採取しており、その地区での抵抗運動が必要となり
抵抗の力が分散してしまっている。
つづく
1、急激に落ち込む急斜面に建築。
斜面の上はキャンプシュワブ内で弾薬庫が設置され、斜面はいつ崩壊するか
わからない。
2、活断層の可能性
3、軟弱地盤
地盤はマヨネーズ状態と言われるが、ドロドロした状態ではなく、サラサラの
細かい砂だそうで、どこまでも沈み込むような状態らしい。
そこに一個2000トンのケーソンを数多く沈めようという計画だそうです。
問題を把握しながら、正面から問題を解決しようともせず、工事を強行している。
沖縄に平和が戻るまで闘い続けます。負けない方法は闘い続けることです。
最後に旧約聖書・エレミヤ書22・3から
主はこう言われる。正義と恵の業を行い、搾取されている者を虐げる者の手から救え。
寄留の外国人、孤児、寡婦を苦しめ、虐げてはならない。またこの地で、無実の人の
血を流してはならない。
現代への戒めの言葉に聞こえる。
平和は守るものではなく平和は造るものです。
さすがに宗教者のお話だなと心に沁みました。
丁寧なリポートをありがとうございます。
(丁寧という言葉はこういう時に使うんですよね!)
不参加の私にもわかりやすく有り難いです。
コメントのお知らせが何故かJunkフォルダに入っていて気がつくのが遅くなりました。
せっかくのレポートですので、別記事にしました。