報告:スーパーポテ子さん

三室公民館での竪さんの講演報告です。
◇緊急事態条項あるある
1.  緊急事態の宣言が正当化されないような場合にも、宣言しがち
2.  危機が去った後も延長しがち
3.  一般市民の人権を、過度に制限しがち

権力は集中すると暴走する。
天変地異があろうが無かろうが、権力を集中させてはいけない。

よく読むと、緊急事態とは地震等、内乱等と書いてある。
地震、テロと限定しないのは、他の場合でも使いたいから。
政府に反対するデモや集会も含みたいから(ナチスの手口)
災害時に一番重要なのは、現場に権限を下ろすこと。
国会がなくなることはないし、災害対策基本法などもすでにある。

3.11の教訓は、新しい法律を作ることではなく、
災害に備えた人材の育成、研修や訓練、物資の備えなど、「準備しておくこと」
現場が早急に動かなければならないときに法律を作って上から命令して…
では遅いし、かえって活動が拘束されてしまう。
だから、被災地県の弁護士は反対している。

憲法を守らなくても、当選してしまう。
憲法破りは、絶対に当選させてはならない。
署名を集めるのは目的ではない。
署名を集めながら、選挙で自公以外に入れてもらうことが目的。

戦争で利益を得る、本当に戦争したい人を「1」とすると、戦争は嫌という人が「99」
普通に綱引きすれば勝てるが、1は本気、99は他人事。だから勝てない。
これだけ危機が迫っている。
自分のできることを、ゆっくりではなく早急にコツコツとやってほしい。

司会の方が、竪さんにハッパかけられたと言っていましたが、
私は、竪さんがみんなのお尻を蹴飛ばしてくれたと思っています。
 
安保法制廃止!オール緑区の会@さいたま市さん から画像拝借
キャプチャ