報告:びえほさん

3月23日、OLDs@大宮が大宮駅西口で宣伝活動を行いました。
参加者は浦和スタンディングの寅さん、OLDsの野木さん、びえほでした。
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なぜか今日はカラスの勘平さんとおかるさんはまったく姿を見せず、不参加でした。

それはそうと、新型コロナウイルスの感染が止まりません。

ご存じのように、新型コロナウイリスに関する専門家会議は、クラスター感染の3条件として、下記をあげています。
(1) 密室であること、
(2) 多くの人が密集していること、
(3) 近距離で会話が行われること


OLDs@大宮の行動はこの3条件のうち (1) と (2) には該当しませんが、「トーク」は条件 (3) に引っかかります。

ということで、新型コロナウイリスの感染被害が続いている間、大宮では「トーク」を自粛することにしました。今日は署名も自粛しましたが、今後署名をどうするかはメンバーで議論したいと思います。

本日の成果は以下の通りです。署名1筆、チラシ23部、トーク数件。

自粛していたはずなのに署名1筆があったのは先方から申し出があったからです。
トークが数件とあるのは、寅さんが「キムタク・コール」を自制しきれなかったためです。寅さんは捕まえたお客さんを野木さんに渡していました。

ということで、寅さんコールに捕まったお客様とのトークについては寅、野木のお二人から報告があると思います。
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ただ、私の所でも、意図せぬ形でのミニトークが3件ありました。

(1) 60代の男性

ビラを差し出したところ、語りかけてきました。

「自殺しようとする人はウソは書かないよね。あれ、内容見たら、すごいね。でもさ、誰も関心を示さないというのは野党も野党だね」

なんと答えていいのかちょっと迷いました。


(2) 70代のおばあさん

とても小柄な、腰が少し曲がったおばあさんが笑いながら話しかけてきました。

「また、10万円くれるって言ってんのね。私なんか、年金4万だけど、そこから引かれるから3万とちょっとだよ。10万円くれるというなら、そういう人にくれればいいんだよ。金いっぱい持っている人がいるんだから。うちの方では農家をやらなくなってどんどん地所売るでしょ。お金いくらあるかわからねえって言ってるもん。そういう人にもくれるんだもん。3万か4万で暮らしている人にくれればいいのに」

失礼とは思いましたが、思い切って聞きました。

「3万か4万でやっていけますか?」

「だから使わないだよ、お金」と、手に持ったレジ袋をちょっと持ち上げながら、「これだって、いっぺんに食べないの」 そして袋から出ているニラの束を指さしながら、「みんなが10本食べるんだったら1本でいいの。お風呂も入んない、1週間に1回くらいしか」

「本当に言ってやりたいよ。でも言ってもどうにもならないからね」

「ええ、だからせめてこうやってね」とチラシをさしだすと、

「ありがとうございます」と元気な声で、深々とお辞儀をしてくれました。

笑うと顔中がシワだらけになる、かわいいおばあさんでした。


(3) 50代の男性

チラシを差し出すと、「どっちがどっちだか分かんなくなっちゃうよね。いろいろな人がいるから」

どうやら寅さんの「がんばれ、まともな自民党」のプラカードを見て、寅さんは自民党支持だと思ったようです。

「長すぎますよ。独裁ですよ。よくみんなおとなしくしてますよね。以前は自民党の中でもいろいろな意見がありましたけど、今はね、誰も何も言えない。やりたい放題ですね」