報告:びえほさん

2019年12月23日、OLDs@大宮が大宮駅西口デッキで宣伝活動を行いました。
参加者は浦和スタンディングの寅さんと rera さん、OLDs@大宮のびえほでした。
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天気は快晴、成果もまずまずでした。
署名はゼロでしたが、チラシが31部。
そしてトークが4件(うち2件はきわめて充実)。

1.トーク その1 反中嫌韓のいつものご婦人
2.トーク その2 中学2年生の3人組
3.トーク その3 高校3年生の2人組
4.トーク その4 22歳の青年

1.トーク その1 反中嫌韓のいつものご婦人
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「あのバカ、また行っちゃったでしょ。また金使ってるでしょ。無駄遣いばかりしているんだもん」と話しかけて来ました。

「え、何の話ですか?」

「中国行ったじゃん」

あ、そうなんだ。うっかりしてました。

ということでアベ批判が始まります。

「説明するとか言ってね。全然してないもんね」と私。

「できないんじゃない?」

「この前、エホバさんのところに行ってずっと話してましたね」と言うと、

「うん、あの人たちは人畜無害」

この日も、この後、かなり長い時間、エホバさんのところで話し込んでいました。
何話したんだろ。


2.トーク その2 中学2年生の3人組
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「ちょっと、この子がまあすごい」と寅さんが3人の女子生徒を連れてきました。

「アベ政権の下で改憲について論議すべきではない」とおっしゃるんですよ。

寅さんに促されて、1人がその理由について話してくれました。
でも正直、ちょっとよく分からない説明でした。

たぶん、「民主党などの野党がいるのにアベ政権だけで議論を進めてしまうと意見が偏ってしまって、9条がなくなってしまう可能性がある」ということが言いたかったのではないかな。

「9条が変わるとどうなると思う」と聞いてみました。

「戦争ができちゃう」

でも今ひとつ具体的なイメージは持てていないみたい。

そこで安保法の中身についてちょっと話しました。
「自衛隊が自由に海外に派遣されることになっちゃう。イラクとか、シリアとかにも」

それまで話には加わらず携帯をいじっていた女の子が眉毛をぴくっさせました。
少しは話を聞いていたのかなあ。

これが限界かな、と思ったので、3人に1人ずつチラシを渡し、話を聞いてくれてありがとうとお礼を言いました。

最後に、「高校何年生?」と聞いたら、「中学2年生です」との返事。大柄なのでてっきり高校生かと思っていました。


3.トーク その3 高校3年生の2人組
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「この嬢ちゃんたち、この目の輝き。でも9条が何だか分からないんだと」と寅さんが2人の女子高生を連れてきました。

「分からないけど、足を止めて聞こうとすることから人生が新しく始まる」とか何とか言って、2人を置いていきました。

「中学生ですか、高校生ですか?」と聞いたら、

「高校生です」

「何年生?」

「3年生」

そして一拍置いて

「選挙権ありますよお」

「そうだよねえ。もうあるの?。じゃあ、今度解散になったら投票するんだ」

「はい」といいお返事。頼もしいです。

どこに入れるのかはまだ分からないとのことでした。

さて、本題です。

「アベさんが憲法変えようとしているの知ってる?」

「知らないです」

「特に変えようとしているのは憲法9条なんだけど。どういう条文か知ってる?」

「それが分からなくて」

そうでした。ちょっと時間をもらうことになるけどいいかなと聞いたところ「はい」とのこと。「知りたい」という気持ちが強いようです。

そこでゆっくりと行くことにしました。

まず「憲法」というものが何か、という説明。
ここでは憲法99条のプラカードが活躍します。

「権力を持っている人たちに、あんたたち、権力を一時委ねるけど、勝手なことしないでよ、これは守ってよ」っていうのが憲法なんだ。

納得してくれました。

続いて憲法9条。

これもプラカードがあります。声を出して読んでもらいました。

「日本は軍隊持たないよ、戦争しないよ。勝手に戦争するなよ。これが憲法9条」

「え? それを変えちゃうんですか」

「変えようとしているの」

「え? それやばくないですか」

「やばいよ。だから私、ここに立ってるの」

「ああ」と納得してくれました

次いで、安保法の説明に入ります。

「たとえ日本が攻められていなくても、同盟国が…」

と言いかけて聞いてみました。「同盟国ってどこ?」

「イギリス!」という元気な答えが。

確かに日英同盟というのは昔あったけど。もう1人が「アメリカ」と。

「同盟国アメリカが攻められた時には、日本も海外に出て行って…」

「嫌ですよ」

「でもそういう風に法律を変えちゃったの。で、それは憲法違反だ批判されると、じゃあ、憲法を変えましょう」

「アベさんを辞めさせることできないんですか?」

いい質問です。今日の話が参考になれば。

「がんばって下さい」と激励されました。


4.トーク その4 22歳の青年
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「この青年、真面目なんですよ。一応改憲といえば改憲の方かも知れないんですけど、意見を持っている青年を見つけたんでで」と言いながら、寅さんが長身の青年を連れてきました。190cm ぐらいあるんじゃないでしょうか。

青年、すぐに話し始めました。

「今はアメリカの言う通りになっている。トランプ大統領のいいなりに、アメリカの兵器を買って Win-Win みたいな。それっておかしい。改憲するのであれば、今のアメリカの属国的平和憲法ではなくて、日本が守れるような改憲をした方がいいんじゃないかなと思う」。

つまり、9条があるから防衛をアメリカに依存し、従属してしまう、ということなんでしょう。自主防衛論に基づく改憲、ということだと思います。

「でも、今、アベさんが憲法9条を変えようというのは、アメリカとますます密接につながっていくということでしょ?」と私。

彼は「プラス、明治憲法の復活」と付け加えました。

「そうそう。でも、今の時点で危険なのは、安保法の中身じゃないかな」

「それについては私も記事に取り上げているので」と言いながら、彼がスマホを取り出して見せてくれたのは、彼が作っている新聞の紙面でした。なんでも、自分1人で新聞を作り、月に2、3回程度、ネットに発信しているのだそう。

その後、いろいろと彼の経歴を聞きました。現在22歳。専門学校を出た後就職したけれど上司のパワハラで辞め、今は就活中だとのこと。政治にも関心があるとのことで、先日の上尾市議選では若い友人の応援をしたそうです。自ら市議選に打って出ることも考えているようでした。


些細なやりとり

以上4組のトークの他にも、通行人との些細なやりとりがありました。

●70歳男性:「お金、勝手に使って」 主語はもちろんアベです。
●60代女性:チラシに乗っているアベの似顔絵を見て、「バッテンつけてやりたいよ」
●30代男性:すれ違いざま、「あんた考えを改めた方がいいよ」