歩き旅が始まりました。元気に歩いています。
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「スペイン・巡礼の道」はフランスからピレネーを越えて、パンプローナ→レオン→ブルゴスを経てサンチャゴ・デ・コンポステーラまでを横断する800キロの道が、世界遺産にも登録され、最もポビュラーです。
でも、最近は巡礼者が多くなり、それを嫌って北の道に来る巡礼者が少しずつ増えてきたようです。
北の道は海と山並みが大変にきれいです。
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リバデセージャのこの橋からコンポステーラまで約400キロです。
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ホタテ貝のマークと黄色い矢印を見つけながらウォークラリーみたいに歩きます。
その印を見落とすと大変なことになります。
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アルベルゲ(巡礼宿)は1泊500円位で泊まれます。
部屋の中に2段ベッドが並んでいて、自分で持参した寝袋で寝ます。
食事は主に自炊です。巡礼者同士でワイワイ言いながら作り、食べます。
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我々年寄りは、プライバシーが確保されない巡礼宿は難しく、28泊分ネットでホテルを予約しました。
1つ星、2つ星のホテルで1泊一人当たり3000円が基本ですが、1泊で他のホテル4泊分相当の超豪華な「パラドール(国営ホテル)」に2泊泊まる予定を立てています。
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ランチを食べに入ったレストランで2人のスペイン巡礼おじさんと会い、楽しいひとときを過ごしました。彼らは1日に30キロを歩くそうで、1日20キロの我々とは、これから会うことはないでしょう。まさに一期一会です。
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ここアストゥリアス地方は「ファバーダ(豆の煮込み)」や「メネストラ(肉じゃがのようなもの)」が有名です。
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泊まった「ホテル・ラスベガス」で嬉しい出会いがありました。
オーナーのミゲールと知り合いになりました。
本職は弁護士で25年間ロンドンで仕事をし、スペインに戻ってきて現在はカナリア諸島のテネリーフェに住んでいるそうです。
ホテルは奥さんの所有で、バカンスで来ているそうです。イギリスのEUからの離脱、トランプ大統領、そして、日本の王室の退位についても知っていました。
下のBarは閉まっていたのですが、『君たちのinvitationだ』と言って、特別に開けてご馳走してくれました。カナリヤ諸島に行きたくなりました。

「〇〇〇〇は今すぐ退陣」に一歩近づきました。