報告:びえほさん
寅さんはいつも同様、中高生のグループを見つけると、「チョイチョイチョイチョイ」とやっていました。その合間に「キムタクです。偽物です」という万年ギャグも飛ばします。
学年を聞くと高校1年生だとのこと。「あれ、それじゃあ、あと3年して?」と話を向けると「選挙!」との答。よくできましたと褒めてあげました。「今からいろいろ考えなくっちゃね。おじさんが話すことだけじゃなくて、いろいろな人からいろいろな話しを聞いて、自分の頭で考えてください」というと二人は素直にうなずきます。
「本当は署名してもらえるとうれしいのだけれど、まずチラシをよく読んでくれる? 毎週月曜日、この時間にここに立っているから、賛成だったらまた来て署名してください」と言って別れました。
本日(2019年4月22日)、OLDs@大宮が大宮駅西口で宣伝活動を行いました。
今日はよく晴れ、気温も高く、初夏のような天気でした。
参加者はOLDsから一名の他、浦和スタンディングから寅さんが応援に来てくれました。
参加者はOLDsから一名の他、浦和スタンディングから寅さんが応援に来てくれました。
寅さんはいつも同様、中高生のグループを見つけると、「チョイチョイチョイチョイ」とやっていました。その合間に「キムタクです。偽物です」という万年ギャグも飛ばします。
不思議なんですね。これが受けるのです。呼びかけられた女の子たちは頬を緩め、あるいはケラケラと明るく笑って応えます。男子だったら両手の親指を立てて応答。
でも今日は「チョイチョイチョイ」もいくぶん不発気味だったかな。
何しろスーツ姿のサラリーマンが多かったので。
何しろスーツ姿のサラリーマンが多かったので。
で、今日の成果ですが署名が3筆、チラシが15部でした。その他に、70代と80代の怒れるシルバー世代お二人と、高1の女子高生二人組、そしてとてもまじめな大学1年生の男子学生と話ができました。
本日のトップバッターは、以前からよく顔を合わした50代の男性。
この1年近く会っていなかったのですが、今日はひさしぶりにエールを交換しました。
この1年近く会っていなかったのですが、今日はひさしぶりにエールを交換しました。
二番目は83歳という怒れる男性。
プラカードをセッティングする間、じっとプラカードを見ています。
関心がおありですか、と聞いた所、堰を切ったように話し始め、ほぼ15分にわたっていろいろ話してくれました。こちらは何とかこの話を記憶にとどめようと必死ですが、聞いたそばからどこかへ消えていきます。男性が去った後、覚えていることを急いで何とかメモしました。しかし野木方式の対話再現はとうてい無理なので、聞いた話をまとめてお伝えします。
プラカードをセッティングする間、じっとプラカードを見ています。
関心がおありですか、と聞いた所、堰を切ったように話し始め、ほぼ15分にわたっていろいろ話してくれました。こちらは何とかこの話を記憶にとどめようと必死ですが、聞いたそばからどこかへ消えていきます。男性が去った後、覚えていることを急いで何とかメモしました。しかし野木方式の対話再現はとうてい無理なので、聞いた話をまとめてお伝えします。
・自分は保守である。銀行につとめていた。財界人の知り合いも多い。自分も含め、みんな怒っている。妻は政治に関心ある方ではなかったが、さすがに最近では、「なんで40パーセントも支持者がいるんでしょう、信じられない」と言っている。
・昔は「総理を囲む会」というものがあった。これぞというメンバーを選んで財界から会に送り込んで総理にいろいろ注文をつけていた。政治献金があったから総理大臣は財界人の話を聞かざるをえなかった。財界は影響力があったが、今はこうしたことはない。
・自分の家族は甲府に疎開した。しかし空襲で甲府は全滅した。叔父夫婦、妹が死んだ。東京の家は焼けずにすんだ。こうした戦争経験を持っている者が少なくなっている。
83歳とは思えないしっかりとした話しぶりでした。
三番手は二人の女子高生。銀髪の男子一人を含む5人組だったのですが、遠くから寅さんがちょいちょいちょいとやると、2人の女子高生が走るようにして寅次郎の下へ。その後、寅さんが、「人生は道草、道草こそが人生だ」とかなんとか歌いながら、2人を私の所まで連れてきました。
学年を聞くと高校1年生だとのこと。「あれ、それじゃあ、あと3年して?」と話を向けると「選挙!」との答。よくできましたと褒めてあげました。「今からいろいろ考えなくっちゃね。おじさんが話すことだけじゃなくて、いろいろな人からいろいろな話しを聞いて、自分の頭で考えてください」というと二人は素直にうなずきます。
プラカードを指して、「あれ、誰だか知ってる?」と聞くと、「安倍首相」と正解。「そう、じゃあもう一人は?」「すが… いや麻生!」「そう、この人たちが今、憲法変えようとしているんだ」
とまあ、こういうところから始めて、「アベ改憲案のワナ」について話しました。じっと視線をはずさずに聞いてくれました。
この後、彼女たちは、ちょっと離れたところで待っていた3人に合流。「憲法」「改定」といった単語が切れ切れに聞こえてきます。どうやら、どんな話しをしたのか二人が報告をしているみたいでした。
四番手は大学一年生。「とてもまじめな学生さんです」と寅さんが連れてきました。いや、本当にそうでした。まだあどけなさを残していて、ちょっと恥ずかしそうに、でもまっすぐな視線でこちらを見上げます。「憲法とは?」から始まって、「安倍9条改憲のワナ」まで説明しました。
「本当は署名してもらえるとうれしいのだけれど、まずチラシをよく読んでくれる? 毎週月曜日、この時間にここに立っているから、賛成だったらまた来て署名してください」と言って別れました。
五番手は60代の、やはり怒れるシルバー世代。
昔会社につとめていたけれど、上司とけんかして会社をやめ、自分で学習塾を開いているとのこと。アベ、アベ夫人をはじめとするプラカードの面々一人一人についてお叱りの言葉をぶつけ、その後は、自宅のローンのことなどさまざまな話題に話が広がっていきました。
昔会社につとめていたけれど、上司とけんかして会社をやめ、自分で学習塾を開いているとのこと。アベ、アベ夫人をはじめとするプラカードの面々一人一人についてお叱りの言葉をぶつけ、その後は、自宅のローンのことなどさまざまな話題に話が広がっていきました。
ということで、なかなか楽しい一日でした。
コメント
コメント一覧 (7)
『キムタクです。偽物です』の万年ギャグと言われるのは心外です
『キムタクです、ニセモノです』とか、『キムタクです偽物です』とか『本物の偽物のキムタクです』とか、いろいろ工夫を凝らしてます
そのうえ、
紅毛碧眼の方には、『I am Tom Cruise,mission impa~ssibo~!.』とやっておりますし、
お年寄りの方には、『伴淳三郎です。アジャパー!』とやっております
それはさておき、
この日は久しぶりにムカっときたことがありました
三人組みの高校生をゲットしてシールを渡そうとしたら、トッチャン坊やみたいな一人が、
『僕は訳の分からないことはやりません』と言って、シールの受け取りを拒んだ
私は、『なるほどそれも一つの見識だ』と言って、あとの二人にシールを渡して、『アナタハ キュジョウノ カイケンノロンギヲ スルベキダトオモイマスカ・・・』とやり始めたら、
トッチャン坊やが、『わけの分からないことはやりません』と、また口をはさんだ
私は、『キミの意見は分かった、こちらの二人の意見を聞いているのだ』と、トッチャン坊やを制した
そういう流れになったので、シールアンケートは湿気った線香花火のようになってサッパリ盛り上がらなかった
それでも、去りゆく彼らに、『足を止めてくれてありがとう。人生は道草だー』と言ったのだが、
あのトッチャン坊やが、青雲の志を抱いて、学問に励み、T大に見事に合格し、高級官僚になって、政権の犬っころになることがないようにと、上野山千鶴子さんとおんなじようなことを、私も考えた
一方、
幼稚園の少年が、自分の考えで、『アベ政権下では九条の改憲論議をするべきでない』にシールを貼ってくれた
私は感動して、
『この少年が・・・』と、その少年を、びえほさんに紹介した
その決定的な瞬間の写真が、一枚目の、おばあちゃんの手を引いた少年の写真です
どうなんでしょうかねえ
カメラマンさんに確認しないと分かりません
三枚目の写真の女子高生のことも書かなくっちゃ
このふたりは、とても乗りの良い子だったので、仮に、
のり子さんとよし子さんと呼んでおきます
のり子さんとよし子さんの写真がロングになったのは、カメラを構える私の後ろの方に、彼女たちの仲間がいたので、
『のり子、よし子、へんなおじさんが写真をとってるわよ』と咎められた時の為、あとで弁解できるように、わざわざ小さく撮ったのです
このふたり、人として、ほんとに可愛い娘さんでした
スタンディングが終わって帰る時間になった時、五人組は、遠いベンチでおしゃべりしていました
私は、彼等のもとに挨拶に行きました
『今日はありがとう。月曜日毎週ここにいるから、また立ち寄ってください。お金のこと以外ならどんな相談にでものります』と私が言ったら、のり子とよし子が、『カレシがほしい』と言いました
そういうことならばと、私は、のり子とよし子に、
いつも持ち歩いているドッグフードを一粒ずつあげて、
一昨日北浦和公園で撮ったカラスとカメの写メを見せながら、二人に、恋の手ほどきをしました
『このカラスはね、北浦和公園にいる私の友だちで、川北勘太郎と言うのだけど・・・』と私が話し始めたら、なんと、そばのケヤキの枝の上で、カラスが、カアと啼きました。
『このカラスも私の友だちです』と言ったら、
のり子が『あれは、なんて名前なんですか?』と聞いたので、
『えーと、オオミヤ、大宮錦之介です』と私が答えますと、二人は大喜びしました
私も嬉しくなって、写メのミシシッピーアカミミガメを見せて、
『このカメの名前はリチャード亀岡という名前です』と私が言うと、二人は、キャーキャー言って喜びます
こうなったら、もう、私のバカが止まりません
『リチャード亀岡には娘がいるんだけど、なんて名前だと思う?』
のり子とよし子・・・『うーん?』
私・・・『マリリン亀岡』
のり子とよし子・・・『あはは。あはは』
私・・・『マリリンに妹がいるんだけど、なんて名前だ?』
のり子・・・『ローズ』
私・・・『キミは天才!じゃあ、ローズのおじさんは?』
よし子・・・『レオナルド、かな?』
私・・・『キミも天才!』
そうやって、いつまでも有意義な話を続けていたかったのだが、そうもいかない
人生は道草ではあるけれど、道草にも終わりはある
恋の手ほどきの件ですか?
『相手はカメデモカラスでも、なんでもいい。とにかく恋せよオトメ』
びえほさんにお答えします
当店のシールアンケートは、テキトーなんで、重ね貼りでもなんでもいいのです
この日は、フィリピン女性のお客様も付きまして、
『あなたはデユテルテ大統領が好きですか嫌いですか?』と聞いたら、好きだと答えたので、
『それではここに貼ってください』と言って、『アベ政権下では九条の改憲の}議論をすべきではない』のところに貼ってもらいましたよ