報告:山のぼるさん

スウェーデンの高校生グレタ・トゥーンべりさんの呼びかけにこたえた高校生達が、3月15日、全世界で一斉に「学校ストライキ」を行った。
(UKSCNのウェブサイトから転載下矢印)
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報道によると、世界中の数十か国、300以上の都市で、140万人を超えたとも伝えられている。
気候変動=温暖化に対する、最初の地球規模のストライキは、高校生達が先導したものだった。
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例えば、フランスでは110都市で20万人近くが、
インドでは、15都市で行われ、
コロンビアのボコダでは2500人、
南アフリカのケープタウンでは2000人、
中国・香港では1000人
そして日本でも渋谷に200人が参加したと報じられている。

グレタさんの言葉を紹介しよう。 
私たちは、この危機と一生をともにしなければならない。
子や孫、その次の世代もいる。
私たちは未来が欲しいからストライキを続ける。

グレタさんだけではない、沢山の高校生や中学生たちが一人一人の声を発信している。

気候は私たちの卒業を待ってくれない。


授業の欠席は取り返せる。でも、気候変動はそうじゃない。


学校で学ぶことは重要だが、気候変動対策はもっと重要だ。

貴重な授業時間を無駄にしていると言うなら、政治家は何十年もの時間を無駄にしてきた。
私たちはあなた方の後始末を始めた。
達成するまでやめない。
などなどだ。

「3月15日」だけでなく、毎週金曜日の行動を呼びかけている運動は、「FridaysForFuture」と呼ばれている。
そのHPはこちら。FridaysForFuture https://www.fridaysforfuture.org/
ここにはいくつかの動画が編集されており、「3月15日」の多数の若者の姿も映し出されている。
日本では見られない光景だ。是非、ご覧いただきたい。






 
 
日本にいると実感できないが、今、世界中に温暖化に抗する取り組みが広がっている。
若者たちが、それをリードしている。
彼らに励まされて、私もまた、行動に立ち上がろう。