報告:ムツゴローさん

午前中、パルコでの打ち合わせを終えて、
ドトールで軽いお昼を済ませた後、スタンディングをしました。
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打ち合わせというのは、2月9日に行われる市民集会「道徳の授業は、どう行われているの?~子どもたちの心があぶない~」の詰めの作業でした。
このブログにもお知らせがあります。 
http://blog.livedoor.jp/ura_sta/archives/35917341.html
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学校現場で実際に道徳の授業を担当されている現役の先生がお話をされます。
是非大勢の方にご参加いただきたいと思います。
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冬晴れの青空がきれいな午後でしたが、風が冷たく日が当たらないため、日だまりを移動しながらの活動になりました。
途中でふじ子ちゃんも来てくれて3人で並んで立ちました

この日は学生さん方とのトークに手ごたえを感じました。
最初は中学生と思しき男女混合の4人連れ、
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背の高い方の女子学生が意識が高くもう一人が早く立ち去りたい素振りをしていましたが、しっかりとした受け答えをしていました。

ムツゴローは、楾(はんどう)弁護士と前川さんの対談動画をみて、今学校で行われている
憲法の授業がいかに的外れなものであるかということがわかっていましたので、

試しに二つの質問をしました。
一つ目は「憲法を守らなければいけないのは誰か」、
二つ目は「憲法は何のためにあるのか」です。

一つ目の質問には、全員が「国民」と答えます。
二つ目の質問には、何かしらそれらしいことを答えますが、権力者を縛るためということをきちんと理解している学生はいませんでした。

この二つをわかりやすく説明すると、彼らは素直に理解してくれます。

この日の学生とのトークは学生服の二人連れと男子中学生6人連れを入れて、都合3回ありましたが、すべてこのパターンでわかってもらえたように思います。

6人連れの中に将来総理大臣になるという生意気な学生がいて、政治や経済のことをよく知っていました。

資本主義はもう終わった。これからは社会主義だ」というので、ムツゴローは「社会主義にもよくないところがあります。それはどういうところですか?

と尋ねました。彼は
権力者が独裁的になる
と答えました。
ムツゴローは
確かにそれもありますが、競争がないと人々が努力しなくなるのです。競争は努力するための手段であって競争すること自体が目的なのではありません。
競争に勝つことだけが目的になってしまうと弱肉強食の社会になってしまいます。
競争と協力をうまくバランスさせることが大事なのです。

と言いました。
学生は理解してくれたように感じました。