報告:山のぼるさん

台風12号が、異常な被害を及ぼしている最中の29日、私達は大宮西口で「中学校道徳教科書の公正で透明な採択」を訴える宣伝行動を行いました。
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実は、28日にも浦和で予定していたのですが、こちらは急遽中止。
29日は、とにかく蒸し暑い!
それに私は帽子を忘れ、髪の毛の薄くなった頭皮には、じりじりと真夏の日差しが。
11時から12時まで、8人で頑張りました。

教科書が採択されるさいたま市臨時教育委員会の8月2日まで、あと僅か。
最後の宣伝です。

手作りの横断幕、署名、チラシ、そしてハンドマイク。
台風の影響か、通行人は思ったよりも少なめでしたが、やはり横断幕は目を引いたようです。

スタンディングの先輩方は流石です。
ムツゴロウさんも寅さんも、長いこと中年男性と話し込んでいました。
私の右には唯一女性で参加のYさん。
女性同士の共感なんでしょうか、同世代の女性が署名され、こちらも和やかに意見交換していたようでした。
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すると突然「あっ、山先生だ!先生、何してんの?」と若い女性の声。
振り向くと、私の塾の教え子。高1になったMさんでした。
先を歩いている母親を呼び止めてくれ、4年ぶりの再会となりました。
近況を聞くだけで署名までもらえなかったのですが、チラシは2枚受け取り
「後で、じっくり読ませてもらいます」と。

Mさんの思い出を一言。
5年生まで教えていました。
ご両親は中学受験を考えていなかったのですが、5年生の夏に、彼女自身が突然「受験するんだ!」と言い出したのです。
(私は「受験指導」をしませんから、Mさんは5年で退塾しました)

「地元の公立中では、女の子でも体育で剣道をさせられるから、絶対にイヤ!私立に行く!」というのです。
体育でも「武道」が必修として強化されてきた時のこと。
道徳の教科化と同じ流れです。
両親に従って中学受験する子が多い中で、この子は自分で受験を決め、そして見事G院中学に合格。
Mさんは、いわば、「道徳」の押し付けを、自らはねつけた生徒だったのです。

ほかにも、小6の女の子を連れた母親が私の署名用紙に署名してくれました。
最初は、道徳が「特別の教科」になったことも知らなかったのですが、我が娘が来年から使う「道徳教科書」に関心を持ってくれ、じっくり話を聞いてくれました。

我が子の成長に感心のない親はいないわけで、だからこそ、「道徳」の問題は、きちんと伝わればみんなに関心を持ってもらえる課題だと改めて思わされた1時間でした。

採択は、今週の木曜日。
皆さん、傍聴に行って下さい。
最後まで、頑張りましょう。

※傍聴のお知らせ→ ここ