報告:ムツゴローさん

5時過ぎに所定の場所に行くと、既に寅さんが店開きしていました。
あれだけ発言してもまだ言い足りなかったと見えて、
昨日のリレーカフェの続きをムツゴローに熱っぽく語りました。
そのうちにチャコさんが久しぶりに表れたので、
適当に聞き流しているムツゴローに話すのをやめ、
チャコさんにあれこれ力を込めて語っていました。
1530092293022
恰幅のいい紳士が、「働いている皆さん、高プロ法案は、ブラック企業野放し法案ですよ」
と書いたムツゴローのプラカをのぞき込み、「うん、うん」と頷いてから、
「今の日本の社会を子や孫の世代に残すわけにはいかん」と持論をひとしきり展開、ムツゴローも
ご高説を拝聴しました。
「何か活動をなさっているのですか?」と尋ねたら、落選した元衆議院議員の後援会活動をしているとのことでした。何とかもう少しつながることはできないかなと思ったのですが話したいことだけ話すとさっさと去っていきました。

9条の会のH女史も立ち寄ってくれました。
1530092320990
暫くすると、しゃきっとした老婦人と小学生ぐらいの女の子とその母親の3人が近づいてきました。
てっきりお祖母ちゃん、娘、孫の3世代だと思ったのですが親子とお祖母ちゃんは他人同志でした。
小学生は、寅さんが子ぎつねこんこんのお嬢ちゃんと呼んでいる顔見知りでした。

「学校はどこ」と尋ねたら「仲町小学校」というじゃありませんか。
ムツゴローはすっかり嬉しくなって「道徳の授業見たよ」とそっちに話を向けました。
授業に出てくる敏光君の話をしたら覚えていました。

ムツゴローは先生が生徒にした質問をしてみました。「やめなよっていえる?」
女の子は首を振りました。
ムツゴローは「言えないときはどうしたらいいと思う」と聞きました。
答が返ってこなかったので、言えなくてもいいんだよ、遊んでいる女の子に、危ないからこっちにおいでって言えばいいのさ」と教えました。
女の子は「分かった」というような顔をしました。
じっと傍で聞いていた母親が「有難うございました」と礼を言ってくれました。

老婦人は道徳教育に一家言持っている教養人でした。
教科書も見てきたと言いました。

ムツゴローが見てきた授業の話をすると「そういう教え方をすると子供がひねくれる」といいました。
「どうしてですか」と尋ねると、「子どもは、先生だって上の人に抗議できないことを知っている、
口先だけできれいごといわれるとひねくれる」と答えました。
確かに道徳の授業は、大人がきちんとやれていないことを子どもに押し付けることになりやすいし、それを子供に見抜かれてしまうと、大人を信用しなくなり、ひねくれてしまうこともあり得るなと思いました。

大人は子どもに見られているということをもっと自覚すべきです。
道徳教育は大人にこそ必要だということを学んだ貴重な体験でした。


※あと二日で終了、教科書閲覧
さいたま市立中央図書館
(浦和駅東口PARCO上・コムナーレ8F)
6月15日~6月29日
平日 13:30~20:30
180621-094