報告:寅さん
去年、鉄道画家松本忠さんの絵画集にある、只見線沿線の「絵」を訪ねる旅をしました
只見川のほとりから、会津柳津の円蔵寺を見上げた写真です
そのため川の水はせき止められ、川は、川というより、湖のように見えます
去年ここを訪れた時は、夜に、ちょうど花火大会がありました
今年は、同じ場所で、両親と子ども七羽のカルガモの家族が泳いでいました
去年、鉄道画家松本忠さんの絵画集にある、只見線沿線の「絵」を訪ねる旅をしました
その時、訪ね当てることができなかった、三島町会津宮下にある「鉄橋の絵の場所」を探しに行くことにしました
道には、過って道路に這い出てしまって、命を落とした、綺麗な毛虫がいました
道の駅のトイレの壁には、そこで生活している蜘蛛がいました
トイレの床には、灯りに誘われて来て、逃げ道を失ったクワガタがいました
道路に面した壁が壁画になっている不思議な家がありました
道には、過って道路に這い出てしまって、命を落とした、綺麗な毛虫がいました
道の駅のトイレの壁には、そこで生活している蜘蛛がいました
トイレの床には、灯りに誘われて来て、逃げ道を失ったクワガタがいました
二日目の夜は、三島町の観光ポスターにもなっている、絶景が望めるビューポイントにテントを張りました
道路に面した壁が壁画になっている不思議な家がありました
文字を、右から下に読んでいけば、宮沢賢治の「雨ニモ敗ケズ」になります
朝の犬の散歩をしている、六十歳くらいの男性がいたので、その壁画の由来を尋ねました
それがきっかけとなり、一時間以上、その男性に、土地の話を聞かせてもらいました
豪雪のこと、今は人が少なくなったけど、かっては、映画館もパチンコ屋もあったこと、福一からは遠く離れているのに、風評被害で材木や放射性物質を吸収蓄積しやすい椎茸などは売れなくなったこと、そもそも、いい加減なデータやデータの改竄までもやるこの内閣では、どれが風評でなにが風評でないかさえ判断不能であることなど、を男性は語りました
そうそう、
私の昨夜のテントサイトにも熊が出たことがあると言っていましたが、
それはまた、別の話
例の「鉄橋」は、五キロくらいの所にあるとのことでしたが、雨足が強くなったこともあり、今回は、訪ねていくのは、諦めました
コメント
コメント一覧 (5)
寅次郎、福島に行くの何作目になるんでしょうか。
いつもながら、松本忠さんの作品が生まれた現場の写真見事です。
また、蝶蝶、鳥、クワガタ、蜘蛛まで愛しむ優しさに感嘆です。
旅に出ると人格は変わるのですね。
いつもの人格がどうとは言ってません。
次の作品が楽しみです。
天気が悪そうなので、気を付けて旅を続けてください。
一人旅の私が本来の私なのです
あなた達といると、私の人格が崩壊してしまうのです
実は、もうおうちに帰っておりまして、
これから北浦和スタンディングに行きます
「ひとり旅の姿が本来の寅さんの姿」(ずっとそのように思ってました!)
「あなた達」(達、の中にもちろん私は含まれていませんよね!)
秋の楽しみができて良かったですね!
あなた達というのは、アノ人と、アノ人と、アノ人のことで、
もちろん、ケンちゃんも、しっかり、その中に入っております
列車の写真は、鉄ちゃんも真っ青!
私もまた行きたいなあ
岩井屋さんのくりまんじゅう食べたいなあ!