報告:ムツゴローさん
昨夜、「どうする原発再稼働」というタイトルの講演会に参加しました。
会場で今日子さんに会いました。写真は今日子さんが写したものです。
ムツゴローの衰えた記憶力では詳細な報告はできませんので、随想的なものでご勘弁ください。
講師の河合弁護士は、不勉強で知らなかったのですが、2000年ごろから反原発訴訟で活動されている
筋金入りの弁護士さんだったのですね。
弁護士ですから話は論理的であり、いろいろな証拠を積み上げて結論に持って行く話術はとても説得力があり、ものすごく勉強になりました。
弁護士ですから話は論理的であり、いろいろな証拠を積み上げて結論に持って行く話術はとても説得力があり、ものすごく勉強になりました。
結論は、原発を即廃止して自然エネルギーに転換を図るべしということですが、どうすればそれができるかということに時間の多くが費やされました。
これかあれかではなく、あれもこれも、考えられることは全部やらなくてはだめだ、ということで、その中の有力な手段が裁判、これも稼働差し止め裁判や仮処分請求、刑事責任を問うもの、損害賠償を求めるもの、株主代表訴訟による経営責任追及などいろいろな戦いをしてきたとのことです。
戦いの相手は、原子力村という巨大な利益集団、利害関係はないけれど歯向かうと社会の歯車からこぼれてしまう多くの人々、だから本当に大変だ。
市民が立ち上がらなくてはいけないが、本を書いても読んでもらえない。
市民が立ち上がらなくてはいけないが、本を書いても読んでもらえない。
裁判も一般の市民は関心が薄い。
それでどうしたら多くの市民に分かってもらえるかと考え、映画を製作したとのこと。
それでどうしたら多くの市民に分かってもらえるかと考え、映画を製作したとのこと。
会場で「日本と原発」、「日本の再生」二つのDVDが売られていて、講師の「このDVDを見ないで脱原発を語ることはできない」という言葉に反応、休憩時間に早速買い求めました。
昨日、今日と二日にわたってDVDを見ましたが、自分が如何に不勉強であったかが思い知らされました。
講師の宣伝文句は決してオーバーではなく、その通りです。
皆さんの中には原発問題に相当詳しい方もいらっしゃると思いますが、ムツゴローは気合が足りなかったと大いに反省させられた講演会でした。
コメント
コメント一覧 (3)
編集登録有難うございました。
今日子さん、写真有難うございました。
メディアが「忖度」というより、利益共同体の一角を占めているので、
世の中になかなか浸透しないのですね。
会場からは、お寺のお坊さんにお願いして、葬式の説教の時に話してもらうのはどうか
などユニークなアイディアが出ていました。
問題意識の高い人たちだけで繋がっていてもそれだけでは理解が広がっていきません。
色々な場での話題としての取り上げ方、伝え方などを工夫していく必要がありますね。
取り組んでいることは深刻でも、
河合弁護士の明るい笑顔を見てると
うつむかないで前を向こうという気になります。
かなりご苦労されたと思います
私たちが たぶん2006年から
たったの主婦だった私たちに 放射能の恐ろしさを教えてくれたのが小出助教
「放射能なんか 難しくて」
と 思ってましたが 少しずつ勉強していけば誰でも理解できることです
その頃は「反原発」と言っただけで 表舞台から降ろされる時代でしたから
誰も私たちの話しなんか 聞いてくれませんでした
一気に変わったのが 3.11
「原発神話」が崩れたんですね
事故は大変だったけれど 活動は申し訳ないけどずっとやりやすくなりました
3.11が 少し風化されてきた感じがありましたが
今、エネルギーの世界の流れが変わってきているので
これを追い風にしていくことができると思います
「反原発」に関しては 若いお母さんたちは関心があります
その辺りにターゲットを持って行って
広めていくのもいいと思います
保育園や幼稚園などで 上映会とかできればいいですね