難解な政治哲学の本をコンパクトにまとめたNHKの番組です。
IEやChromeでは見られますがfirefoxでは動画が見られませんでした。
その方はこちらから↓
http://www.dailymotion.com/video/x61tgcz 
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100分de名著 アーレント 全体主義の起原 
2017-10-28_01h05_59
2017-10-28_01h03_24
この番組を作った人本当に尊敬します。ものすごくわかりやすいです。
安倍政権がなぜ支持されるのか、今の日本に置き換えて考えると
なるほどと思える内容です。
NHKの番組は結構削除されますのでどうぞ早くご覧ください。

2017年1月アメリカで今から60年以上も前に書かれた本がベストセラーとなりました。
政治哲学者ハンナ・アーレントが著した「全体主義の起源」です。
ナチスの迫害を逃れアメリカに亡命したユダヤ系ドイツ人アーレントは「全体主義」がどのように生まれたかのかを探ろうとしました。わかりやすい政治をもとめる大衆が「全体主義」をもたらす。
アーレントの主張はいま再び注目を浴びています。
現代社会にも潜む「全体主義」の危機に迫っています。




19世紀末、資本主義が発達したヨーロッパは原材料の産地と市場を求め、アジアやアフリカの国々を植民地化してゆきます。帝国主義のはじまりです。
西欧人たちは自分たちとまったく異なる人々と出会い、彼らを未開な存在であると優越感を持ち始めます。
政治哲学者ハンナ・アーレントはこうした差別意識が人類に優劣をつける思想を生み出したと指摘しました。
人種思想が、さらに危険な民族的ナショナリズムに繋がっていく過程に迫ります。



1933年、アドルフ・ヒトラー率いるナチスが選挙で大勝。それは大衆による圧倒的な支持によるものでした。こうして生まれた全体主義体制はやがてユダヤ人大虐殺にまで繋がってゆきます。
政治哲学ハンナ・アーレントは「わかりやすい世界観」が大衆を引き付けたと考えました。
どこにでもいる大衆が全体主義につきすすんでゆくプロセスについて迫ります。



1960年、一人の元ナチス将校がイスラエル諜報部によって拘束され、エルサレムで裁判にかけられます。
男の名はアドルフ・アイヒマン。ユダヤ人を絶滅収容所に移送する責任者でした。
政治哲学ハンナ・アーレントは自ら志願してこの裁判を傍聴。何百万人もの死にかかわったアイヒマンがどこにでもいる平凡な人間だったことに衝撃をうけます。
アーレントの著作から、普通の人間がいかにして悪になるか、その真相に迫ります。




NHKからテキストも出ています。