報告:ムツゴローさん

午後1時半からのスタンディングは、寅さん、カナブンさん、ムツゴローの3人でやりました。
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寅さんのシールアンケートは、すっかり板について駅前の風物詩といった風情になっています。
この日も多くの人が立ち寄ってシールを貼り、「手短かに理由の説明を」と言われてそれぞれの思いを語っていました。

カナブンさんは客寄せはしませんが、心ある人にとっては近づいて署名したくなる不思議な吸引力があります。平和を願う心が自然と顔の表情に表れてしまうのでしょう。

記録と記憶に基づいた証言を根拠に質問しても、「記録がない」、「記憶にないから言ってない」と
いってことが済むのであれば、権力者はどんな悪事でも隠しおおせることになります。
そして権力者を守った官僚はめでたく昇進。
これでは、箍の外れた社会になってしまいます。
そんな思いをプラカードに込めましたが、そうだそうだ、と頷いて通る人は幾人もいませんでした。

スタンディングの後は、戦争展の催しの一つ、南スーダン日報問題についての報告を聞きに行きました。
情報公開請求をしたジャーナリストの布施祐仁氏が1時間ほど話しましたが、ムツゴローとしては
①首相の任命ミス
②防衛大臣の省内の掌握力不足
③シビリアンコントロールの機能不全など、
様々な問題が露呈してしまったことのほか、安倍首相が個人的な野望のために憲法と自衛隊を弄んだことが、このような事態を招いた根本的な要因であると理解しました。
一番の被害者は国民と現場の自衛隊員です。

※布施さんは防衛省に情報公開請求し、今回の日報問題を世間に知らしめた方です。