報告:ケンちゃん

 「安保法制廃止、立憲主義回復をめざす『5区市民連合』結成集会」
《記念対談》ー日本会議とメディア抑圧ー
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・青木理(ジャーナリスト)
・皆川学(元NHK プロデューサー)

【青木理】
[日本会議]
・現在の会員は3万人ぐらいで、それほど大きな組織ではない。
 生長の家が完全に離れてしまったので、今は神社本庁が中心。
 神社本庁に所属しているのは全国で8万社ぐらい。
 大都市では金満神社が多いが、
 (明治神宮などは神宮外苑、神宮球場なども所有し、莫大な金が入ってくる)
 地方では苦しい状況の所が多い。
 8万社あるのに、神職は全国で2万数千人で、神職のいないところ、
 いても掛け持ちをしているところが多い。
 昨年、改憲の署名用紙を神社に置いたりしたが、
 協力したのは全体の1割ぐらいではないか。
 初詣とかいろいろな人が来るので、あまり政治的な色が出るのを好まず、
 積極的に関わろうとする人はそんなにいるものではない。
・「日本会議の正体」を書くのに、日本会議の人の本もたくさん読んだ。
 頭が痛くなったが、共感はしないが理解はした。
 例えば、[選択的夫婦別姓に反対]
 〈椛島有三〉家族破壊の第一歩であり、ロシアと同様、赤化の一歩である。
  事実上の不倫の始めとなる。
 〈長谷川三千子〉今の女性が『姓を変えるのが嫌だ』と言うのを認めたら、
  10年後の女性が何を言い出すか分からない。
※何を言ってるのか全くわからない。
 
[安倍晋三の生い立ち]
・父方の祖父(安倍寛)は優れた政治家だった。
 人望も厚く、東大卒業後に請われて山口県の僻村の村長になった。
 反戦、反翼賛を訴えて議員になった。
 『富の偏在は国家の危機を招く』と言っていた。
 身体が弱く50歳で亡くなった。
 母親も早くに亡くなったので、息子の(晋太郎)は天涯孤独になった。
 晋太郎は保守本流と言われた。
 昔は骨のあるのが本流を形成していたが、今は、
 道の端しっこを歩いていたような人が真ん中を歩いている。
 寛も晋太郎もものすごく優秀でエピソードが一杯あった。
 それに比べ(晋三)は何も出てこない。エピソードゼロである。
 大学では「地方自治」のゼミに所属していたが、
 『晋三が発言した記憶はない』と言われる。
 卒論は覚えていないし残っていない。
 〈オール埼玉実行委のA さんの弟さんは、成蹊大学の教授だった。
  必修科目だったので、晋三もいたと思う。
  不可をつけたが、いつの間にか卒業していた〉
 南カリフォルニア大学に2年留学と言っていたが、今は言っていない。
 1年いて外国人のための英語コースで単位を取ったという記録はあるようだ。
 その後、神戸製鋼に就職。
 上司はあまり覚えてないが、「要領がよく良い子だった」
 政治の話はしたことがなかった。
 「父親の秘書をする」と退職。

[岸の劣化コピー]
・晋三は、内面からわき出るものがあって政治家を目指したものではなく、
 子犬が狼の群れで遊んでいるうちに、
 自分もそうだと思ってしまったのではないか?
 現在も総理大臣の役割を演じていると言える。
 そんな人物が総理大臣をやっているのは、選挙制度と世襲制度に問題がある。

[世襲制度]
現在、国会議員の4人に1人は世襲。自民でいえば3人に1人。内閣では2人に1人。
これは東洋に特有なことと言えるかもしれない。
アベをはじめ、韓国、北朝鮮、中国しかり。

麻生が初選挙で行った演説。
『しもじもの皆さん。私が吉田茂の孫でございます』

[安倍政権は不思議な政権]
・運が良い政権といえる。回りが沈没していると高く見える。
 決められない政治が続いたので、どうせ同じなら少しは安定した政治を。
 自民党の中にライバルがいなくなった。

※青木理さんの新刊「安倍三代」

【皆川学】
・籾井を下ろしたのは成果といえるだろう。
 しかし、経営委員の石原、本田は問題がある。
  ※ 石原進 九州旅客鉄道(株)相談役
  ※本田勝彦 日本たばこ産業(株)顧問
 会長のことしか出てこないが、
 石原・本田体制にならないかどうか見ていく必要がある。
・最近、忖度という言葉が使われる。以前は自己規制といわれていた。
 自己規制には、それでもまだ自己がある。
・西田亮介著「メディアと自民党」によると、
 『キーパーソンは世耕』で毎朝そのグループが、前日のテレビの番組をチェックしている。

・「共謀法」はまさに関ヶ原だと思う。

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