主催者が「録音と撮影はご遠慮ください」とのことで、
埼玉弁護士会にブログ掲載の可否を問い合わせていただいたところ
下記のお返事をいただきましたので、掲載いたします。
撮影、録音はしないようにお願いしましたが、
筆記からの文字起こしまでだめと言っていません。 どうぞ。
★報告:ケンちゃん

憲法と人権を考える市民のつどい「報道についての圧力、表現の自由の危機を考える。三分の二の政治情勢下で」に参加しました。
約600名の参加がありました。
 2016-11-15_19h38_56
(1)講演ー岸井成格さん(元「News 23」アンカー・毎日新聞社特別編集委員)
【News 23を降板】
・「安保法制」は、やればやるほど問題の多い法案だった。
 十分に審議されず、数の力にまかせて強行採決をやったが、明らかに憲法違反。
 番組で「メディアは廃案に向けて声をあげ続けるべきだ」と言ったら、
 すぐに「偏向報道」と一面の新聞広告が出た。
 呼び掛け人はアベの親派だった。「偏向報道の張本人」となって今日に至る。
 「メディアの公正中立とは何?」

【高市大臣の電波停止発言】
・抗議の記者会見を開いたが、記者クラブと外国人特派員協会との温度差が全然違う。
 記者クラブからは何も出なかったが、外国人特派員協会からは
 『異常な状態。権力が報道に介入することはありえない』という声が上がった。
 国境なき記者団の報道の自由度では、日本は72位まで下落した。そこまで落ちた。

【政権の圧力】
・今の政権は圧力をかけたという証拠を残さないし、揺さぶり方は巧妙で執拗。
 メディアを分断する。「おかしいな?」と思ってもメディアが一致して行動できない。
 息苦しくなっている。「メディアが自分で窒息死するかも?」

【権力の腐敗、暴走】
・「権力は必ず腐敗し、時に暴走する。そして絶対的な権力は絶対的に腐敗し、絶対的に暴走する」
 国民、三権分立のチェック、メディアの監視が緩んでくると、必ず暴走する。

【毎日新聞、沖縄密約問題】
・沖縄返還時、日米で密約があった、と毎日新聞がスッパぬいた。
 機密漏洩で西山記者が逮捕された。
 30年たってアメリカが情報公開したが、日本政府は今でも絶対に認めない。
 政権は暴走し、権力を乱用し逮捕もありうる。

【集団的自衛権の閣議決定】
・日米ガイドラインも改定され、日米がより一体化された。
 武器輸出も解禁された。
 「自衛隊の派遣と派兵は違う」自民党も守ってきた一線だったが、一線を越えた。
 憲法九条が許していない「血を流す」ことになった。

【安倍政権がやろうとしていること】
・押し付け憲法を改正し、戦後レジームからの脱却。
①デフレ不況からの脱却。
②日教組により歪められた戦後教育からの脱却。
 日本人から誇りを失わせた自虐史観からの脱却。
 偏向教育をしている教師の密告の奨励。
③労働組合運動からの脱却。
 最近、様子が変わってきている。連合が野党分断のテコにもなっている。
④メディア
 政権に都合の悪い報道はさせない。
 さもないと、国として、戦争をするための戦時体勢作りが出来ない。

【選挙戦での争点隠し】
・参院選で『改憲勢力が三分の二とると大変なことに』と訴えたが、
 若い人の8割ぐらいは『三分の二って何?』とわからなかった。
 また、全国で野党共闘が32選挙区あり、全てのところで「安保法制反対」を訴えたが、
 メディアはほとんど放送しなかった。
 争点はアベノミクスと消費税だった。
 電波停止発言により、意向の先取り、忖度、自主規制がかかった。

【News 23での街頭アンケート】
・アベが生出演した時に、
 『アベノミクスはどう思いますか?』と街頭で聞いたところ、反対が5人いた。
 アベは怒り、『公正中立に反している』と、要望書を各局に送った。
 「5人反対だったら5人の賛成を捜す必要」(実際は、暗くなるまで捜しても見つからなかった)
 局の方では、萎縮というよりめんどくさくなる。

【国連人権委員から】
・4月に国連人権委員会特別報告者のデビッド・ケイさんが来日。
 『放送法がメディアの規制に使われるようだったら廃止したら』というアドバイス。
 『記者クラブをなくせばいいのでは』その時に取材に応じた記者のほとんどが
 『名前は一切だしてくれるな。匿名で』と言った。

【NHK 、番組改竄事件】
・特番で「従軍慰安婦問題」を企画したときに、当時の安倍晋三官房副長官が
 『私がこれを代えろと言うと圧力になる。公共放送という立場をよく考えて欲しい。
 これはお願いで圧力ではない』と言った。
 これが蔓延してくると必ず腐敗し、暴走する。そして気がついた時は遅い。

【岸井さんのまとめの言葉】
・今メディアは正念場を迎えている。横のつながり、連携が必要である。
 (News 23の降板について)
 『ジャーナリストが最低限のことを言わなくて、なにがジャーナリストだ!なんの悔いもない。』

(2)対談
古賀茂明(元「報道ステーション」コメンテーター、元通産省官僚)vs岸井

【報ステ降板問題ー古賀】
・2015・3・27の番組で「I am not  Abe」のボードを掲げた。
 官邸では大騒ぎになり、テレ朝にさっそく抗議があった。
 (局長が岸井さんであれば無視しただろうが…)
 テレ朝では、『これは大変だ』となった。
 しかし、それで降ろされたわけではなく、2月から決まっていた。
 最後に真実を語ろうと思っていた。

【後藤さん人質事件とアベの中東訪問】
・人質事件を知りながら何故アベは中東を訪問したか?
 エジプト、ヨルダン、イスラエルといった米国の盟友に
 ISと戦うために2億ドルの支援を約束した。
 「全ては、列強の有力なリーダーとして認めて欲しい、というアベの野望のためだった」。
 その時、日本の平和ブランドが崩壊した。
 「日本は十字軍に志願した」(IS )。世界中が日本の変貌に気づいた。
 「I am ~」のボードもみんなが萎縮しているので連帯しよう!
 と世界に向けて発信するために掲げた。
 『今は非常事態だ。安倍政権批判は敵を利する。お前はテロリストか』と言われた。
・アベは、世界のリーダーになりたいという野望を持っていて、
 「世界のもめ事に軍事力として自衛隊を使いたい」。
 ジャパンハンドラー(日本を操る男)として有名なアーミテージが、
 『今まで憲法九条がバリケードになっていたが、(集団的自衛権で)
 これで戦後はじめて自衛隊がアメリカのために血を流すことが出来るようになった』と言った。
 本音はIS との戦いに自衛隊を出してよ!ということだが、
 ひとつの実験として南スーダンに送った。(岸井)

【メディアの現状】
・心あるジャーナリストほど息苦しくなっている。
 局内で再三『うちにもスパイがいるからな(官邸ー局)』と、
 半ば公然と言われるようになった。
 そして、本人は間違ったことをしているとは思っていない。
 むしろお国のためにしていると思っている。
 批判することがジャーナリストの基本なのに!
 「芸術と文化を語る会」で百田が『沖縄の新聞を潰せ』と言ったり、
 『マスコミを懲らしめるのは広告を停めること』と言ったりする。
 企業の株主総会で『何であんな偏向する局のスポンサーになっているのか?』
 と、発言する人が出てくる。(岸井)

【民主的手続きで独裁が生まれる】
・ ホップ―権力が圧力と懐柔でメディアに働きかける。
 ステップ―権力がなにもしなくてもメディアの現場で自粛、忖度をする。
 ジャンプ―メディアの現場が問題に気づく能力を失い国民は洗脳され独裁となる。
 (古賀)

【日本のマスコミは何故権力に弱いのか】
①ジャーナリストが会社と終身雇用契約を結んでいて、一生面倒を見てもらえる。
②記者クラブの存在。なにもしなくても仕事がもらえ、記事が貰える。
③報道が広報になっている。流れてくる報道に支配され、広報機関になっている。
④大手メディアは既得権益を持っている。悠々自適な生活ができる。
⑤軽減税率というアメ
⑥権力が好きな経営陣(首相とゴルフをやったり会食したり)
 アベの会食は、世間話だが、結構丁寧に話すと、
 それをトップが下に話し、その通りになってしまう。
 菅は、いろいろな有識者、コメンテーターと昼に夜に会食している。
 『審議委員になってください』とか言われると、批判的な人でもその気になってしまう。
 (長いものには巻かれろ)民主党のブレーンだった人も転向した。
 最後まで抵抗するのは本当に大変。(変わらないのは岸井さんぐらい)
⑦経営と報道規制(経営陣が内容に介入)
⑧放送法
⑨スポンサーとプロダクションが強力。
 プロダクションが強く、どうかな?というタレントが並んでコメントしている。
⑩タレントと「権力の犬」がTV を占拠している。
 コメントについて官邸(菅、二階)と事前に打ち合わせをしている。
⑪政党助成金と広告代理店。
 自民党から金をふんだくろうと政府に都合の悪い報道をチェックしている。(古賀)

【テレ朝とTBS の違い】
・トップが政権ベッタリかどうかの違い。
 テレ朝の早川は、アベとベッタリで全く変わってしまった。
 TBS が唯一会長がアベと会食をしていない。
 (TBSの会長は、毎日新聞時代、岸井さんの部下だった)
 「圧力と戦うMCたち」岸井、金平、関口(みんなTBS だ!)
 サンデーモーニングは視聴率が高いが、ネットで「来春で終わる」と拡散されている。
 嘘だが、そういう空気が怖い。(古賀)

【メディアと今後の政治の行方】
・圧力に対し、忖度し、自粛し、自己規制し、積極的に権力に迎合してきたメディア。
 新聞の社説でも、そこまで権力に迎合して書くか?と思える記事がある。
 ある新聞とある新聞は、明らかにトップが言ったことをそのまま書いている。
 「メディアは死んだ」
 自民党の改憲案は、緊急事態条項を入れようとしている。
 官邸(総理)にすべての権力を集め、国民の権利を停める。
 新聞、テレビが賛成するかどうか、が大きなカギだ。(岸井)

【トランプ】
・トランプは、ISとの戦いは非常に厳しくやる。
 集団的自衛権で戦争ができるようになったんだから『一緒に来い』と言うかもしれない。
 アベは喜んで行ってしまうのではないか?
 自衛隊員のなり手がいないと、徴兵制が視野に入ってくる。
 メディアが問題を提起すら出来ない現状で、権力が暴走している。
 戦争を最後に停められるのは国会ではなく、国民である。(古賀)

【マスメディアが役割を果たしていくには】
・(市民の応援)岸井さんが降板する時に、署名が3万近く集まった。
 嬉しくて勇気づけられた。
 メディア、コメンテーターへの激励が大量に集まれば重視せざるを得ない。
 NHK は会長が変わって大きく変わった。
 ニュースの最後は必ずアベか大臣の話で閉める。
 そうすると、見ている人は『なるほどそうか』と思い、『批判している野党はバカみたいに見える』
 「放送法4条の廃止」「独立機関による監視の必要」(岸井)

【市民はなにができるか?】
・テレビ、新聞を見て「この情報は本当なのか?」「何か裏があるのか?」
 「本音はどこにあるのか?」と、考える。
 「これはおかしい」と感じたら、テレビに向かって文句を言うのではなく、
 テレビ局に文句を言う(メールでも)。
 右の人は組織的にやっている。
 政府が圧倒的に強いと、『当分変わらない』と、ジャーナリズムもやる気をなくしてしまう。
 小選挙区制度が政治の劣化を招いているのは事実。
 これも国民運動で変えていくしかない。(岸井)

【市民活動の制限】
・判断し、決定するのは権力側。
 改憲案では「公益、公の秩序を乱さない限り」とあるが、いくらでもやれてしまう。
 政治的中立性、公正さ、というが、権力側は自分の意見を伝える手段は一杯持っている。
 いろんな意見をいろんなメディアが流し、それを国民が判断するのである。(岸井)

【アベのトラウマ】
・アベが初当選した時、細川政権になった。
 その時、「テレ朝の椿局長が、『野党に勝たせようと言った』と、デマが流れた。」
 アベは、選挙報道の恐さを知った。(岸井)

【アベの高支持率】
・不思議だが、NHK の報道ぶりにもよる。
 先日、沖縄に行った。一気に工事を進めようとしているが、報道では伝わらない。
 「土人発言擁護の閣議決定」などとんでもない話だが、「ヘリバッドを還してもらい、
 負担軽減してもらい、補助金までもらっているのに何故反対するの?」ということになる。
 そして、政府は丁寧な言葉使いに気をつけている。
 (戦争法→平和安全法など)言葉を変えられるとイメージが変わる。
 2,3日前に支持率が5%落ちた。カジノが原因。
 政権は支持率が変わるときは恐いもの。(岸井)
・支持率が高いのは野党がだらしないから。ガックリしてしまう。
 与党にも野党にもどちらにも行けない人が多い。
 アベに対する旗印は経済対策の対抗軸を示すことも大事。
 野党としての成長戦略や改革も必要なのでは。
 アベはなんか変わったことをやってくれている、という感覚を持っている人も多い。(古賀)

【反アベの市民運動のスタイル】
 無党派の人から見るとハードルが高い。
 (言葉ーアベを倒せ、とか。服装―汗にまみれた汚れたTシャツ、とか)
 市民の人が共感の持てるようなものに。
 中道や右の人にもアベに反感を持っている人はいるのだから。(古賀)

【衆議院解散選挙】
・野党共闘がうまくいくと、せっかくの三分の二を割ることもあるので、やみくもにはやらない。
 また、夏には都議選がある。
 公明党は都が発祥の地であるので、絶対に負けられない。
 全国から動員をかけて東京に応援に集まる。
 従って、重なることは絶対に避けたい。(岸井)
・安保法制で市民は盛り上がったが、野党共闘に期待してはいない。
 報道が少ないことに関しては、報道せざるを得ない状況を作るしかない。(古賀)

【まとめ】
(岸井)メディアの環境は大変に厳しい。迎合するメディア。
 「おかしいと思ったら、おかしいと。良いと思ったら、良いと」伝える。
 一歩でも二歩でも連帯を進める。
(古賀)通産省を退省してから、ずっと独立してやってきた。
 言いたいことが言いにくくなってきた。
 戦争の方に流れ、格差が大きくなっていく流れのなかで、
 仕組みを変えていく必要があるのではないか。
 改革はするけど戦争はしない。
 今は、個人一人ひとりが立ち上がる時ではないか? 
あなたのすることのほとんどは無意味だけど、やめてはならない。
どうやっても駄目だと思うことも多いが、やっていかなければならない。
なぜなら、自分が変えられてしまうから。それが一番恐いから。
(ガンジー)

★報告:スーパーポテ子さん 

岸井成格さんの講演
「ニュース23」での安保法制反対の姿勢について、
新聞広告の批判や高市大臣の「電波停止」発言には驚いた。
外国人記者クラブでは
「外国ならそういう批判は許されないこと。なぜ日本のメディアは反論しないのか?」と聞かれた。
 
権力は腐敗し、暴走する。
今の政府はメディアに対する揺さぶりが巧妙で執拗。
証拠もなかなか残さない。
 
良識あるマスコミの人たちは「最近息苦しい。窒息するかも」と言っている。
メディアは、自分で自分の首を絞めている。
 
ある番組の街頭インタビューでは、アベノミクスについて5人に聞いて5人とも反対だった。
それに対し「中立じゃない!賛成の5人を探してこい!」と、政府から抗議された。
賛成する人はなかなか見つからない。現場もだんだんめんどくさくなってくる。
萎縮して、忖度(そんたく)するようになる。
 
メディアは連携して、そこは絶対越えてはいけないというところを共有しなければならない。
最低限言うべきことを言うのがジャーナリスト。
番組内で「権力の暴走」と言ったことに悔いはない。
今日の集会には私も力づけられる。
 
 
岸井成格さんと古賀茂明さんの対談
 
古賀さん
「報道ステーション」降板の経緯。
「I am not ABE」のフリップは最後の出演時に出したが、言葉で言ったのは日本人人質事件の時。
後藤健二さんの人質ビデオ公開の時、アベさんは中東(アメリカのオトモダチ)を歴訪。
ISISとの戦いのためお金を出すと演説、後藤さんの身代金交渉の話も無視。
結果日本の「平和ブランド」が崩壊し、後藤さんは犠牲になった。
なぜあの時あんなことをしたのかと一部で批判が起きたが、
「今は非常事態。そんな時に政権批判をするのはテロリストだ」と言われ、みんな萎縮してしまった。
日本人はアベさんとは違う考えだというのを知ってもらいたくて「I am not ABE」と言ったら、すぐに政府から抗議が来てプロデューサー共々降板が決まってしまった。
 
その後日本の記者クラブからは全く声がかからず、外国人特派員からは「報道の自由の友賞」というのをもらった。
 
岸井さん
メディアは政府と距離を置いて言うべきことを言うものだという感覚がなくなってしまっている。
むしろ官邸に局内の情報を流すのは「お国のため」と思っている。
 
古賀さん
メディアへの圧力、ホップステップジャンプ
ホップ・・・権力が圧力と懐柔でメディアに働きかける(アメとムチ)
ステップ・・・権力が何もしなくても現場が自粛、忖度する。
ジャンプ・・・メディアの現場が問題に気づく能力を失い、国民がだまされる。
 
なぜ日本のメディアは権力に弱いか、古賀さんの考え
 
1. 終身雇用会社員
2. 記者クラブ
(所属していれば自分から動かなくても資料がもらえ、記者会見にも出られるからラク)
3. 広報と報道(仲良くしないと情報がとれない。結果役所の広報係になってしまう)
4. 大手メディア記者は既得権層(メリットたくさん。いずれは天下りもできるかも)
5. 再販と軽減税率というアメ
6. 放送法
7. 権力好きな経営陣(アベさんと食事!アベさんとゴルフ!アベさんと電話でお話!)
8. 経営側が放送現場に口を出す
9. スポンサーとタレントプロダクションが強い
10. 政党助成金(お金をたくさん持ってる自民党から金をもらおうと、大手広告代理店があらゆる「提案」をする)
11.タレントと「権力の犬」がテレビを占拠
 
岸井さん
デイビッド・ケイ氏(国連人権委員会特別報告者)は、日本ではメディアが協力しないのにびっくり。外国人記者の前で、○テレや○ジテレビが意地悪な質問するとか・・・
萎縮、忖度するどころか、積極的に政府にすり寄るメディアが出てきた。
 
会場からの質問・・「市民はどうしたらいいの?」
 
岸井さん
自分のために署名を集めてくれたのが本当にうれしかった。
マスコミで頑張っている人を応援して欲しい。いいことを言ったら激励して欲しい。
それがテレビ局や新聞社に対して、政府と逆のプレッシャーになる。
NHKの報道は必ず担当大臣の一言でしめるので、見ている人はそれで納得してしまう
NHKも要チェック!
この報道は本当なのか?裏があるんじゃないか?と疑ってかかることが大事。
 
メディア間の連携も大事。
若い記者たちの教育も大事。
「権力を批判するのがメディアの役割、ジャーナリズムの使命」と伝える。
 
政府と違う意見でも、少数意見でも採り上げ、広めるのが公正。
いろんなメディアがいろんな意見を流せばいい。
はじめから「半々で」というのは公正ではない。
 
テレビの選挙報道が結果を左右するのをアベさんは身をもって知っている。
だからうるさい。
こちらも勇気を持ってやっていくしかない。
 
古賀さん
報道でこれはおかしいと思ったらテレビ局に電話する。
右側の人は組織的にやっている。良識ある人の声もどんどん伝えていこう。
「古賀をテレビに出せ」とか(笑)
マスコミに、「政治が変わりつつあるかもしれない」という兆しを見せつける。
 
 
「アベさんの支持率が高いのはなぜ?」
 
岸井さん
「言い方」がうまい。
沖縄についても「負担を軽減してあげてるのに何で反対するんですかね?」というと、国民もそうだよなーと思ってしまう。
武器→防衛装備、戦闘→衝突と言い換え、言葉をごまかす。
 
古賀さん
野党がだらしないのもある。
対抗できる経済政策がない。基本的にバラマキになってしまう。
アベさんは何かしら新しいものを出してくるので、「変えようとしている」と好意的に受け取られてしまう。
国会のデモなどは、無党派層にはハードルが高い。
言葉がきつく、行動や態度について行けない。
普通の人が共感を持てる活動もし、アベさんはおかしいと思っている右側の人の受け皿も作っていかなければ。
そして、シールズのように「報道せざるを得ない活動」をやっていく。
 
最後に古賀さんが引用したガンジーの言葉

あなたのすることは無意味であるが、それでもやらなければならない。

あなたがやることは世界を変えるためではなく、
あなたが世界から変えられないためにやるのだ。


★報告:寅次郎


シンポジウム、「報道についての圧力、表現の自由の危機を考える」に行って来ました

主催者の埼玉弁護士会の代表の挨拶は、短かったけど、
それだけ聞いて帰ってもいいくらいな、内容がありました

まず、岸井成格さんの基調講演がありました
30分でこれ程深い内容が語れるのか、とびっくりしました

テレビ界あるいは新聞界の内情を聞かされて、
そうだったのか、と納得する半面、
そこまで堕ちているのか、とゾッとしました

続いて、岸井さんと古賀さんの対談がありました
古賀さんが、
「I am not Abe」のプラカードをテーブルに立てて、
ニュースステーションを下ろされた事のいきさつは、
これまた、そうだったのか、と納得しつつ、ゾッ
腐敗は、まずトップから始まるそうです

だったら、世界の腐敗を防ぐには、末端が頑張るしかない、というのが、
今日の私の感想です